デジタルプロダクトとは、インターネット上でダウンロード・閲覧・使用できる「データとして提供される商品」のことです。

代表的なデジタルプロダクトとして、名刺・ポスター・SNS投稿用・プレゼン資料などのテンプレート系商品や、レシピ・マニュアル・講座資料など教材系商品などが挙げられます。

デザインの知識がなくても、Canvaならテンプレートを活用しながら簡単におしゃれなデジタルプロダクトを作成できるので活用してみましょう。

本記事では、Canvaでデジタルプロダクトを作成・販売する方法を解説します。

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Canvaでデジタルプロダクトを作成するメリット

canva digital products

まずは、Canvaでデジタルプロダクトを作成するメリットから解説します。Canvaはまさにデジタルプロダクト作成向けのツールなので、機能や特徴を理解しておきましょう。

デザイン初心者でも直感的に使える

Canva最大の特徴は、マウスで素材を動かすだけの直感的な操作性にあります。文字を入れる、画像を置く、色を変える、といった作業もクリックやスライドだけで完結するため、デザイン初心者でも直感的に使えます。難しい専門用語やツールを覚える必要がなく、PhotoshopやIllustratorのようなソフトにハードルを感じる人にもおすすめです。

Canvaには何千種類もの高品質テンプレートが用意されていて、用途に合わせたデザインがしやすく、手軽に活用できることもメリットです。

無料プランでも高機能

Canvaには有料プランと無料プランとがありますが、Canvaの無料プランは想像以上に充実しています。SNS投稿・プレゼン資料・名刺・チラシ・ポスター・PDFなど、あらゆるジャンルのテンプレートは基本的に無料で使えます。無料で使える写真・イラスト・アイコン・図形・フォントも多く、デジタル商品にそのまま使える素材がたくさん見つかるのも魅力です。

また、作成したデザインはPDF・PNG・JPGなど好きな形式でダウンロードできます。コンテンツを販売商品としてすぐに活用でき、余計なコストがかかることもありません。

商用利用できる素材が豊富

Canvaでは商用利用OKの素材が豊富にそろっているため、安心してデジタル商品に使えます。素材ごとに利用可能範囲が明記されており、使っていいかどうかがすぐ分かるのも親切なポイントです。

また、Canva Pro(有料プラン)にすると、商用利用可能な素材数が数千万点以上に拡大します。プレミアムフォントやアニメーション素材が使えるようになる他、背景リムーバーやブランドキットなどの高度な機能も利用可能です。

ライセンス面で面倒な手続きをする必要がなく、知らないうちに権利侵害を起こすリスクも予防できるのが、Canvaの良い点といえるでしょう。

Canvaを使ったデジタルプロダクトの作成方法

ここからは、実際にCanvaを使ってデジタルプロダクトを作成する方法を解説します。実際の手順としてご参考ください。

Canvaのアカウント作成・ログイン

Canvaの公式サイトへアクセスし、Canvaのアカウントを作成します。GoogleアカウントやFacebookアカウントと連携すると、登録作業が簡単になります。メールアドレスで登録して、自分でパスワードを設定する方法もあるので、お好みの方法で登録を済ませましょう。

なお、Canvaの登録は誰でも無料です。自動で有料プランへ切り替わってしまうこともないので、安心して利用できます。

デジタルプロダクト向けの適切なテンプレートを選ぶ

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作成したいデジタルプロダクトの種類に合わせて、まずはテンプレートを選びます。Canvaなら、用途に合ったテンプレートを選ぶだけでプロのような仕上がりになるのでぜひ活用してみましょう。

「ナチュラル」「ポップ」などテンプレートの雰囲気で選ぶ方法もあれば、「プランナー」「チェックリスト」「ワークシート」など用途に合わせて選ぶ方法もあります。気になるテンプレートは「☆」ボタンからお気に入り登録しておくと便利です。

フォント・カラー・画像のカスタマイズ

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Canvaではフォント・カラー・画像を自由にカスタマイズできるため、自分だけのオリジナルなデジタルプロダクトが作れます。

フォントを変更したいときは、テキストボックスをクリックし、画面上部のフォント名をクリックすることですぐに変わります。フォントサイズ・太さ・間隔も調整できるので、見出しと本文でフォントを変えるなど工夫してみましょう。

カスタマイズしたいオブジェクトをクリックすれば色や画像のテイストも変更できます。

Canvaで作成したデジタルプロダクトの販売方法

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最後に、Canvaで作成したデジタルプロダクトの販売方法を解説します。実際にデジタルプロダクトを販売してビジネスをしてみたい方は、ぜひチャレンジしてみましょう。

Etsyで販売する方法

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Etsy(エッツィ)は、手作り商品・ヴィンテージアイテム・アート作品などを個人が販売するためのオンラインマーケットプレイスです。。世界中のクリエイターや小規模なビジネスオーナーからの出品があり、自分の作品や商品を販売できるプラットフォームとして人気を集めています。

デジタルプロダクトだけでなく、手作りのアイテムも多数販売されているので、顧客数も多めです。ユニークでオリジナリティのある商品を求めている消費者が多く、他では手に入らないアイテムを売りたいときにもおすすめです。

Shopifyや自社サイトでの販売戦略

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Shopify(ショピファイ)は、オンラインショップを簡単に立ち上げ、運営できるeコマースプラットフォームです。プログラミングコードの知識がなくても数クリックでオンラインショップを作成できるのが特徴で、自分オリジナルのECサイトを作りたい人に向いています。

豊富なデザインテンプレートが用意されており、視覚的に美しいショッピングサイトを作れるのがポイント。クレジットカード、PayPal、Apple Pay、Google Payなど、さまざまな支払い方法に対応していて、支払い手続きの面倒さもありません。

Gumroadを活用する

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Gumroad(ガムロード)は、クリエイターや販売者がデジタル商品を簡単に販売できるオンラインプラットフォームです。主に、電子書籍、音楽、アート作品、ソフトウェア、デザインテンプレートなど、デジタルプロダクトの販売に強みがあります。

非常にシンプルで使いやすいインターフェースで、誰でも数分で自分のオンラインショップを立ち上げられるのがポイントです。「支払ってもらいたい額を自分で決める」という「Pay What You Want」システムもあり、モデルを使って商品を販売することも可能です。

まとめ

Canvaは、デザイン初心者でも直感的にデジタルプロダクトを作成できる便利なツールです。Canvaを使ってデジタルプロダクトを作成し、販売することもできるので、副業やビジネスを始めたい人にも評価されています。

テンプレート選びやカスタマイズで独自の商品を作成し、利益を獲得していきましょう。

Canvaデジタルプロダクトに関する重要用語

用語説明
Canvaオーストラリア発の、オンラインで利用できるグラフィックデザインツール。
デジタルプロダクトインターネット上でダウンロード・閲覧・使用できる「データとして提供される商品」。
Etsy手作り商品・ヴィンテージアイテム・アート作品などを個人が販売するためのオンラインマーケットプレイス。
Shopifyオンラインショップを簡単に立ち上げ、運営できるeコマースプラットフォーム。
Gumroadクリエイターや販売者がデジタル商品を簡単に販売できるオンラインプラットフォーム。