常にスピード感が必要なビジネスでは、スムーズなコミュニケーションが求められますね。みなさんはクライアントや社内のメンバーと、どのようにやり取りをしていますか??

昔であればビジネスでのやり取りに使うツールはメールでしたが、現在主流なのはチャットツール。本記事では10のビジネスチャットについて機能や特徴を比較し、ご紹介します。

みなさんのチームや個人に適したビジネスチャットが見つかるよう、ぜひ参考にしてみてください!

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ビジネスチャットとは

ビジネスチャットとは

チャットツールにはいろいろな機能がありますが、今回比較・紹介するのはビジネスチャット。

仕事で使うチャットツールを選ぶわけですから、誰でも導入しやすくスピード感をもってやり取りできるよう、使いやすさ・レスポンスのよさなどをよく検討したいところです。

ビジネスチャットとは

ビジネスチャットとは、名前のとおりビジネスに適したチャットツールこと。

たくさんのビジネスチャットがありますが、よく知られている・使われているツールは「Chatwork(チャットワーク)」「Slack(スラック)」「MicrosoftTeams(マイクロソフトチームズ)」でしょう。

ビジネスチャットを選ぶときのポイント

ビジネスチャットを選ぶときのポイント

ビジネスチャット選びのポイントを4点にまとめてみました。

  • 広く使われているツールであるか
  • 機能性は目的・チームに適しているか
  • ツール導入のハードルは低いか(扱いやすいか)
  • セキュリティは十分であるか

ビジネスチャットを選ぶときの一番のポイントは、コミュニケーションを行う相手がどのチャットツールを使用しているかになるでしょう。そのため、必然的に「広く使われているビジネスチャットであるか」が重要になります。

またチャットだけでなく、データ送信・通話可否など、目的やチームにあわせた機能性と操作感であるか、機密情報のやり取りができるようセキュリティがしっかりしているかも確認するとよいですね。

ビジネスチャットのメリット

ビジネスチャットのメリット

ビジネスチャットを使用すると、社内外のやり取りがスムーズになるなど、次のようなメリットがあります。メールの送受信で行われていた丁寧なやり取りも省略でき、全体的な生産性も向上できるでしょう。

  • スピード感のあるやり取りができる
  • グループチャット・グループ通話ができる
  • 社外とのやり取りでも、メールに比べ気軽に始められる
  • ファイルの送受信も手軽に行える

ビジネスチャットのデメリット

ビジネスチャットのデメリット

メリットばかりに思えるビジネスチャットですが、スピーディなやり取りができてしまうため、データの誤送信や情報漏洩に注意する必要があるなど、デメリットもあります。気を付けたい点は次のとおりです。

  • コミュニケーションに齟齬が生まれる可能性がある
  • 顔の見えないやり取りで感情が伝わりにくい
  • 情報の取り扱いを慎重にする必要がある

おすすめのビジネスチャット3選

おすすめのビジネスチャット3選

クライアントにあわせて使用するツールが異なり、複数のビジネスチャットを導入する必要があるかもしれません。

ここでは先述した主要なビジネスツールChatwork・Slack・Microsoft Teamsについて、有料・無料のプランを含めた詳細をお伝えします。

1.Chatwork(チャットワーク)

Chatwork(チャットワーク)

引用:https://go.chatwork.com/ja/

Chatworkは国内で最も利用者が多いビジネスチャットです。

無料プランで個別チャット、7つまでのグループチャット、通話、ファイルの送受信、タスク管理、ほかに5GBまでのストレージが使用可能。

有料プランは月額500円(年間契約の場合)で、グループチャットが無制限、広告が非表示になり、ストレージは10GBまで使うことができます。

他に、月額800円のエンタープライズプランがあり、ビジネスプランの内容に追加して、社外ユーザー・ファイル送受信・外部SNSなどに制限を付けられます。

無料有料エンタープライズ
個別チャット
グループチャット7つまで無制限無制限
ファイル送受信
ストレージ5GB10GB10GB
料金0円500円/ユーザー800円/ユーザー
Chatworkの料金プラン | https://go.chatwork.com/ja/price/

2.Slack(スラック)

Slack(スラック)

引用:https://slack.com/intl/ja-jp/

Slackは世界的に人気のあるビジネスチャットで、日本国内でも100万人以上が利用しています。

企業やグループごとの「ワークスペース」に招待・参加でき、ワークスペース内をチャンネルで分けてチャットの内容を区分・管理できるのが特徴です。

無料プランでは上記機能だけでなく、個別チャット、ファイルの送受信、通話なども対応可能。

さらにはワークスペースが無制限で、Dropboxなどといったアプリとの連携が10つまで可能です。

主な有料プランは次のとおり。

  • プロ:850円/月(年間契約)

メッセージの保存に制限がなくなり、10,000件を超えるメッセージ履歴へアクセスできます。

画面共有でグループビデオ通話も可能。

  • ビジネスプラス:1,600円/月(年間契約)

Slackについて、24時間体制でサポートを受けられるほか、プライベートチャンネルを含め、すべてのメッセージ履歴をエクスポート可能になります。

無料プロビジネスプラス
料金0円850円/ユーザー1600円/ユーザー
個別チャット
メッセージ件数10000件無制限無制限
ストレージ5GB10GB20GB
Slackの料金プラン

3.MicrosoftTeams(マイクロソフトチームズ)

MicrosoftTeams(マイクロソフトチームズ)

引用:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software

Microsoft Teamsは、Microsoft 365に含まれるアプリのひとつで、音声通話・ビデオ通話ができ、5GBのストレージが使用可能。

すでにMicrosoft 365を導入していれば、基本的な機能は無料で使用できます。

Microsoft社がリリースしていることもあり、他のOffice製品と連携できるのが特徴。

主な有料プランの詳細は次のとおり。

  • Microsoft Teams Essentials:450円/月相当

グループ会議が最大30時間、会議の最大参加人数が300人になり、1ユーザーにつき10GBのストレージが与えられます。

  • Microsoft 365 Business Basic:540円/月相当

1ユーザーあたり1TBのストレージが使用可能。

標準でセキュリティが付加されていて、法人要のメールアドレスが与えられます。

その他におすすめできるビジネスチャット7選

その他におすすめできるビジネスチャット7選

ここからはその他におすすめできるビジネスチャットを7種類紹介します。

1.LINE WORKS(ラインワークス)

1.LINE WORKS(ラインワークス)

LINE WORKSはメッセンジャーアプリ「LINE」を開発する、LINE株式会社がリリースしたビジネスチャット。特徴としてはLINEのように既読機能があります。

LINEと似た操作感で使用できるため、多くの人が導入しやすく感じるでしょう。

LINE WORKSはパソコンでも利用できますが、スマートフォンをメインで使用する方のほうが適しているツールかもしれません。

参考:https://line.worksmobile.com/jp/

2.Workplace(ワークプレイス)

2.Workplace(ワークプレイス)

WorkplaceはFacebookによる、社内の人間関係をつなぐためのコミュニケーションツールです。

個別・グループチャットが可能なことはもちろんですが、チャットツールの基本スタンスとして組織内の人間関係を広げる意図があり、特徴的な機能に「社内ニュース」、自動翻訳があります。

また所属グループやフォローしている人の情報を優先して確認できます。

参考:https://ja-jp.workplace.com/

3.Discord(ディスコード)

3.Discord(ディスコード)

Discordは海外で幅広く使用されている、チャット・通話などが可能なコミュニケーションツール。もともとはオンラインゲームへの用途としてリリースされていますが、高機能でビジネスにも使用できます。

Slackのようにワークスペースがあり、チャットや音声のチャンネルが使用可能。グループ通話時には通話相手に対して個別に音量を調整できるのが特徴です。

参考:https://discord.com/

4.WowTalk(ワウトーク)

4.WowTalk(ワウトーク)

WowTalkは企業向けの管理機能に優れたビジネスチャットです。管理者がIDとパスワードを発行し、個人のアカウントを管理できます。

個別チャット、通話のほか、タスク管理機能や掲示板、翻訳機能があります。機密情報の管理が必要な仕事では特に活躍するでしょう。

参考:https://www.wowtalk.jp/

5.Talknote(トークノート)

Talknote(トークノート)

Talknoteは個別・グループチャット等、基本的な機能を備えたビジネスチャット。投稿用テンプレートを登録でき、報告などに対する情報の確認・入力漏れに役立ちます。

ほかに組織内のコミュニケーションデータを解析でき、コメントやいいねがされているか、個人がアプリを起動しているかなどを視覚化・分析できます。

参考:https://talknote.com/

6.direct(ダイレクト)

6.direct(ダイレクト)

directは主に建設業の現場で使われているビジネスチャット。

アプリの開発についてはよくユーザーの声をくみ上げており、頻繁に機能が追加されています。無料で導入できるチャットボットも公開されています。

参考:https://direct4b.com/ja/

7.Google Chat(グーグルチャット)

7.Google Chat(グーグルチャット)

Google ChatはGoogle Workspaceに含まれるチャットツール。個別・グループチャットももちろん可能。

普段からGoogleアプリを使用している人には馴染みやすいチャットツールでしょう。

参考:https://workspace.google.co.jp/intl/ja/products/chat/

自社・チームに適したビジネスチャットで円滑なコミュニケーションを

自社・チームに適したビジネスチャットで円滑なコミュニケーションを

ビジネスチャットはクライアント・チーム等を問わず、全体の作業効率を向上させるために必須のツールです。

多くのチャットツールでパソコン版とスマートフォン版のアプリがありますから、どちらもお使いの端末にインストールしておくとよいでしょう。レスポンスのよいコミュニケーションを心がけ、スマートなビジネスを目指しましょう!

なお、次のページではこれらのチャットツールをまとめる一元管理ツールを紹介しています。選定ポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【2022年最新版】 チャットツールをまとめる一元管理ツール6選!選定ポイントも紹介