Googleスプレッドシートでマイナス表示させる方法を解説

Googleスプレッドシートに大量の数値データがあると、どれがプラスでどれがマイナスか一目でわからなくなってしまうことがあります。データが見にくいことが原因で、ミスやトラブルが増える場合もあるので注意しましょう。

赤字にしたりマークをつけたりしてマイナス部分をわかりやすくすれば、データ整理しやすくなります。この記事では、Googleスプレッドシートでマイナス表示させる方法を解説します。使いやすい表示方法を選び、活用してみましょう。

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Googleスプレッドシートでマイナス表示させる方法として、「-」「▲」「()」があります。下記でひとつずつ解説します。

【1】Googleスプレッドシートでは、デフォルトの状態でマイナス値を入力することで、数字の前に「-」が表示されます。最もシンプルな形態なので、表記方法にこだわりがないときは「-」を活用しましょう。

【2】関数を使った場合にも、「-」表記はそのまま維持されます。合計を表すSUM関数で「=SUM(B5:B9)」で「B5からB9までの数値を合計」した場合、答えは「-100」と表記されます。

【1】マイナス数値は「▲」で表示させることも可能です。「▲」にする場合、「表示形式」タブ内にある「数字」から「カスタム数値形式」をクリックします。

【2】カスタム数値形式の欄に、「#,##0_);▲#,##0」と入力します。0より小さい数を「▲」と表記する意味です。

【3】「適用」をクリックすると、マイナス数値にだけ「▲」がつきます。

【1】マイナス数値は「()」で表示させることも可能です。「()」にする場合、「表示形式」タブ内にある「数字」から「カスタム数値形式」をクリックします。

【2】カスタム数値形式の欄に、「#,##0_);(#,##0)」と入力します。0より小さい数を「()」でくくって表記する意味です。

【3】「適用」をクリックすると、マイナス数値だけ「()」でくくられます。

【1】Googleスプレッドシートでマイナスを表示させたくないときは、IF関数を使います。IF関数とは、設定した条件に従って値を変化させる関数です。今回は「プラスの数値であればそのまま表示、マイナスの数値であれば非表示にする」というIF関数を使います。

「=IF(B3<0,””,B3)」で、「B3がプラスの数値であればそのまま表示、マイナスの数値であれば非表示にする」という意味になります。

【2】同じ関数を他のセルにも入力することで、マイナス値だけが表示されなくなりました。

【1】「表示形式」タブ内にある「数字」から「カスタム数値形式」をクリックします。

【2】カスタム数値形式の欄に、「+#;-#;0」と入力します。「プラスの数値には+を、マイナスの数値には-をつける」という意味です。

【3】「適用」をクリックすると、プラスとマイナスがどちらも表記されます。

最後に、Googleスプレッドシートでマイナス表示させる方法に関して「よくある質問」を紹介します。