Notionで公開されているテンプレートは、自由に編集して使えます。基本のテンプレート通りに使うことも、テンプレートを土台としてカスタマイズしながらオリジナルのテンプレートにすることもできるので、上手に活用してみましょう。

今回は、Notionテンプレートの編集方法を解説します。自分にとって使いやすいテンプレートにできれば、その後の情報管理・追加・編集も楽になるのでご活用ください。

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Notionテンプレートの編集の基本

notion テンプレート 編集

まずはNotionテンプレートの編集の基本を解説します。

テンプレートを編集するための準備と必要な知識

notion テンプレート 編集

Notion上のアプリケーションを使うと、テンプレートコレクションにアクセスできます。「スタートアップ」「旅行」「コンテンツカレンダー」「CRM」「デザイン」などテーマごとにタグがついているので、検索しながらイメージに近いものを探してみましょう。

気になるテンプレートが見つかったら、「テンプレートを入手」ボタンから自分のワークスペースに追加します。データベーステンプレートの場合、ページ上部に説明が記載されているのでチェックしてみましょう。ページテンプレートの場合、説明のコールアウトボックスが点在しているので項目別に説明をチェックできます。

いずれの場合でも、説明文が不要になったらカーソルを当てて現れる「説明を非表示」をクリックすることで非表示にできます。

コミュニティテンプレートから添削することも可能

notion テンプレート 編集

Notionでは、Notion公式が公開しているテンプレートの他、コミュニティテンプレートもワークスペース上に追加・編集できます。コミュニティテンプレートとは、Notionを使っている他ユーザーが自発的に作成したテンプレートです。自作のテンプレートを世界に向けて公開している人がいるので、公式テンプレート上で理想的なものが見つからなかったときはコミュニティテンプレートから検索してみましょう。

もちろん、自分で作成したテンプレートを後々公開することも可能です。Notionマスターになってわかりやすいテンプレートを作成できるようになったら、公開を検討してもよさそうです。

Notionテンプレートの編集ステップバイステップ

Notionでは、テンプレートを自由にアレンジできます。以下ではテンプレートをカスタマイズする際の方法やポイントを解説します。

文字の書式設定

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文字の一部を太字にしたり下線を引いたりするカスタマイズです。その他、「@」を使って特定のタスクや資料をメンションしたり、リンクを添付したりすることも可能です。

マークダウン

Notionで追加できるマークダウンは、下記の通りです。

  • 見出し
  • 箇条書き
  • チェックボックス
  • 順序つきの箇条書き
  • 引用ブロック
  • トグルリスト
  • 文字の装飾
  • メンション・通知

マークダウンを使うと、文章を分かりやすくまとめられます。文章量の多いテンプレートを作成したいときに便利です。

フォントと文字サイズ

notion テンプレート 編集

フォントの変更、文字サイズの拡大・縮小ができます。

カラー

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文字や背景のカラーを変更できます。太字やイタリック、コメント追加などに用いるのと同じ書式設定メニューから、インラインテキストの文字色変更や強調表示が可能です。

ページ幅

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「Full width(左右の余白を縮小)」をクリックすると、ページの余白が縮小されてコンテンツエリアが広がります。ページスクロールを少なくしたいときや、ひとつのウインドウに多くの情報を表示したいときに便利です。

バックリンクとコメント

notion テンプレート 編集

バックリンクとは、現在のテンプレートにリンクされている全てのリンク先を一覧で表示する機能です。ページ間の遷移を楽にする機能であり、リンクが多いときに活用します。

コメントを使って自分の苦手分野をメモしておいたり、先生・講師の発言を添え書きしたりすることも可能です。

コールアウトブロック

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コールアウトブロックとは、アイコンつきの強調テキストのことです。特に注意したいメモ書きや、文章の一部分をハイライトで目立たせたいときに使います。

アイコン

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既存絵文字の他、自分でアップロードした画像やロゴデータをアイコンに設定できます。アイコンはページ最上部やテンプレート一覧のサイドバーに表示されるため、使いたいテンプレートを一目で選択しやすくなります。

カバー画像

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テンプレートのヘッダー部分にカバー画像を追加できます。既存画像の他、自分でアップロードした画像も使用可能です。また、商用利用可能な著作権フリー素材が100万点以上ストックされている「Unsplash」から、画像検索して利用することもできます。

自分だけのオリジナルNotionテンプレートを作る方法

notion テンプレート 編集

【1】ワークスペース左側にある「Templates(テンプレート)」からNotion公式テンプレートにアクセスできます。まずは、用途に合っていて、かつ編集しやすそうなテンプレートを選択してみましょう。新規でページを作成した際にも「Templates(テンプレート)」と表示されるので、ここからアクセスすることも可能です。

notion テンプレート 編集

【2】「テンプレートを使ってみよう」と表示されるので、ジャンルやタグを指定してテンプレートを探します。

notion テンプレート 編集

【3】好みのテンプレートを選択して、右上の「Use this template(このテンプレートを使う)」をクリックします。

notion テンプレート 編集

【4】選択したテンプレートは、ワークスペース上でそのまま

編集したテンプレートをそのままページとして使用する場合は「Save edits(編集を保存する」を選択して一時保存しましょう。編集したものを破棄して元のテンプレートでページを作成する場合は「Discard(破棄)」を選択します。

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【5】ダウンロードしたテンプレートをもとに、カバー画像やテキストを編集していきます。

自作テンプレートを共有する方法

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自作テンプレートを共有したいときは、作成したテンプレート画面の右上にある「共有」をクリックし、「Web公開」タブからWebで公開ボタンを選択します。公開するだけではテンプレートを他ユーザーがダウンロード・編集することができない状態になっているので、「テンプレートとして複製を許可」が有効になっていることを確認しておきましょう。

ピンポイントで特定のユーザーとテンプレートを共有したいときは、テンプレートの公開URLを使用するか、「Web公開」タブの Web公開用リンクをコピー ボタンをクリックして相手のメールアドレスやチャットツールのIDを入力すれば完了です。

まとめ

Notionでは便利なテンプレートを使える他、自由にカスタマイズして使い勝手が良くなるよう編集できます。編集したテンプレートはそのまま保存して使うことも、他のユーザーと共有するために公開もできるので活用してみましょう。

Notionテンプレート編集に関する重要用語

用語説明
Notion「The all-in-one workspace」を謳う多機能ワークスペースサービス。メモ・ドキュメント・タスク管理の他、プロジェクト管理・スケジュール管理・ガントチャートなど機能が多数搭載されています。
NotionのテンプレートNotion上に登録されてるテンプレートであり、何枚もコピーすることでさまざまな用途において利用できる。
コミュニティテンプレートNotionを使っている他ユーザーが自発的に作成したテンプレート。
Unsplash画像共有プラットフォームのひとつ。商用利用可能な著作権フリー素材100万点以上ストックされていて、NotionとのコラボレーションもしているのでUnsplash上の画像をNotionで使える。