「Slackの拡張機能はどんなものが便利か知りたい」
「Slackの拡張機能で業務を効率化したい」
Slackは、単にビジネスチャットとして利用するだけでなく、拡張機能を利用することで、更に業務を効率化できる優れモノです。
しかし、Slackの拡張機能にはどんなものがあるのか分からない、何を使ったらいいのか分からないという方も多いでしょう。
Slackの拡張機能は、様々な種類があり、上手に使い分けることで更にSlackを使いやすくすることができます。今回は、Slackを使っている方や、Slackを使って業務を効率化したいという方に向けて、おすすめの拡張機能をご紹介します。
また、増えすぎたメッセージアプリの管理方法までご紹介しますので、ぜひ最後までお目通しください。
Slackの拡張機能で効率化できるおすすめ2選
SlickiはWiki作成におすすめ
Slickiは、SlackにWiki機能を搭載できる拡張機能です。
使い方はシンプルで、Slickiのダウンロード後に自分のチャットなどに「/slicki」というコマンドを入力するとWikiが自動で作成されます。
無料で利用することができるので、Wikiを登録しておきたい、チームで情報を共有しておきたいという方は是非利用してみましょう。
TodayListはタスク管理におすすめ
TodayListはSlackのメッセージ送信画面で、そのままタスクの進捗を管理できる拡張機能です。
拡張機能をダウンロードすると、「/today-add」というコマンドを入れるだけで、タスクを登録していくことができるようになります。また、「/today-complete 【タスク】」というコマンドで任意のタスクを完了させることができます。
Slackの拡張機能で便利化できるおすすめ5選
imageResizeは画像のリサイズにおすすめ
imageResizeは、Slackのメッセージに投稿した画像を、最適な画像サイズに変更したり、指定したサイズへ自由に変更できる拡張機能です。
SNSに投稿する用のリサイズや、少し小さくして送りたい場合等、わざわざ編集ソフトを開かなくてもSlack上だけで作業を行うことができます。
使い方は簡単で、拡張機能をダウンロードしたうえで、投稿した画像のオプションに、「imageResize」のメニューが表示されるので、クリックすると、リサイズの条件を指定することができます。
Abotは匿名配信におすすめ
Abotは、複数人でやり取りをしているグループチャット内に匿名でメッセージを投稿できる拡張機能です。
AbotをSlackに追加した後、「/abot 【チャンネル名】【メッセージ】」のコマンドを使うと、指定したチャンネルに匿名メッセージを投稿できます。
ただし、匿名故になんらかのトラブルに繋がる可能性もあるので、使い方には注意が必要です。
SharedBoxで専用メールを管理
SharedBoxは、専用のメールアドレスを発行し、このメールアドレスを使ってやりとりしたメールをSlack上で管理できるボットサービスです。
受信したメールは、Slack上で通知がきたり、メールをSlackから送ることも可能です。仕事用や特定のやり取りをおこなうメールアドレスが欲しいという場合、Slack上で管理できるため便利でしょう。
Cuckoo ならGoogle Meetのチャットを残せる
Cuckoo はGoogle Meetでのチャットのやり取りをSlack上に共有することのできるサービスです。Chromeの拡張機能ですがSlackに連携することができます。
Cuckoo を活用すれば、Google Meet内でテキストチャットでのやり取りがあった場合も忘れずに内容をSlackへ残すことができるため重宝するでしょう。
会議中に重要な内容やテキストメッセージが送られてきた場合に、ついうっかりメモに移さずに終了してしまった経験がある方もいらしゃるのではないでしょうか。
そんなときでも Cuckoo があれば、自動的にSlackへ残してくれるので安心です。
マーケティングツールHubSpotとも連携
HubSpot はマーケティングプラットフォームとして知られていますが、Slackとの連携ができるようになっています。
Slackと連携することで、Skack上で通知やタスク登録をおこなえるようになり、スラッシュコマンドを利用すれば企業レコードの検索や投稿もできるようになります。
しかし、Slackと連携する場合にはワークスペースの管理者にアクセス権の付与をしてもらわなくてはなりません。HubSpotを連携する必要性を再度確認したうえで、依頼してみましょう。
Slack拡張機能でアンケート機能が使えるおすすめ
SimplePoll
SimplePollは、Slackのbot機能としてアンケートを作成できるものです。Slack上でアンケートを簡単に作成できるため、組織や部署間の意見を集めたいという場合にも活用できます。
Slack拡張機能でのコミュニケーションにおすすめ4選
Collaは雑談・コミュニケーションにおすすめ
Collaは、チームのメンバーに自動で質問をし、Slackのグループチャットにランダムで回答内容を流してくれる、コミュニケーションサポートツールです。
リモートワークになって、メンバーとの会話が減った、人となりが分からないという場合にも、チーム文化を醸成し、意外な一面を知るきっかけを作ったり、雑談のタネを作ったりします。
Lunch Trainでランチのお誘いができる
Lunch Trainは、業務中にランチのお誘いが簡単にできるボットサービスです。直接的に業務効率を上げるようなサービスではないものの、気軽にランチへのお誘いができるというユニークな点が人気を集めています。
Lunch Trainでは、いつどこでランチするかをチャンネル内で共有できるようになっていて、賛同してくれたメンバーとランチに行くことができます。
時間や場所も指定できるため、共有されたメンバーもイメージしやすくなるでしょう。また、現在から6時間以内の時間で設定できるため、前もってお誘いすることができます。
コミュニケーションを取ることを大切にしている場合はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
BirthdayBotでメンバーをお祝い
BirthdayBotは、メンバーの誕生日を祝ってくれるBotサービスです。BirthdayBotが自動でSlack上に登録された各メンバーの誕生日を認識して、誕生日当日にSlack上で祝福してくれるようになっています。
通常、メンバー全員の誕生日を把握することは難しいですが、このボットを使えば気軽にお祝いができてコミュニケーションのきっかけにもなるでしょう。
Forecastで天気予報を簡単チェック
Forecastは、Slack内で天気予報を確認できるようになるツールです。簡単に連携でき、気軽に天気予報をチェックすることができるため便利です。
業務中にブラウザを開いて天気予報を確認することができないという場合や、つねに天気予報をチェックしていたいタイプの場合はチェックしてみましょう。天気予報の情報から、コミュニケーションのきっかけにもできるかもしれません。
Slackのおすすめの連携アプリもチェック
本サイトでは、Slackと連携できる外部アプリをご紹介した記事も掲載しています。
本記事の拡張機能やBotサービスだけでなく、さらに効率化したいという場合には「【2022年最新版】Slackと連携できるおすすめアプリ徹底比較!業務効率化の秘訣もご紹介」の記事もチェックしてみてください!
Slackと連携できるアプリを目的別にご紹介しています。日頃利用しているアプリもSlackと連携できるかもしれません。
Slack(スラック)とは
そもそもSlackとは、社内外の様々な人々と繋がれるビジネスチャットツールです。実際に筆者も現在ビジネス上で利用しており、仕事のメンバーとの情報共有やコミュニケーションに活用しています。
似たようなツールに、Chatworkがありますが、基本的な機能はほぼ同じで、ビジネスではChatworkを利用している方もいますし、Slackを利用している方もおり、社内方針によってそれぞれです。
Slackの特徴
Slackは、ビジネス向けのチャットツールで、社内外問わず、多くの人とコミュニケーションがとれるのが特徴です。
チャット機能のみならず、ファイルの管理やタスクの管理、ビデオ通話まで行うことができます。連携ツールを導入することで、更にタスクを管理しやすくしたり、進捗管理をしやすくしたりすることも可能です。
Slackの基本的な使い方
Slackの基本的な使い方をご紹介します。
- チャット(メッセージの送受信)
- メッセージの引用
- 絵文字等でリアクション
- タスクを管理
- メッセージを未読にする
- メッセージのリンクを追加する
- ファイルを共有する
- リマインダーを設定する
なかでも、タスク管理では担当者を指定した期限付きのタスクを追加したり、重要なメッセージが埋もれてしまわないように未読にする機能などが便利です。
また、リマインダーを設定することで、タスクを忘れないように管理することもできます。
メッセージアプリを一括管理できるツールもオススメ
複数のツールを使いがちなメッセージアプリやコミュニケーションツールをひとまとめにしたい場合は、下記のツールがおすすめです。
- OneChat
- Biscuit
- Franz
- Rambpx
- Station
OneChat
OneChatは、Slackだけでなくメールアプリやチャットツールをはじめ、SNSのDM機能まで、複数のメッセージアプリを、1つのツールで管理することができるアプリです。
カレンダー機能やメモ機能もついているので、ツールの管理と合わせて、自分の頭の整理にも利用することができます。
連携できるアプリは今後も追加される予定なので、まずは、最低限のアプリからでもよいので利用してみたいという方におすすめです!
Biscuit
Biscuitは、Slackをはじめ趣味のアカウントと仕事のアカウントを別々に分けて管理ができる、個人事業主におすすめの、Webアプリ一括管理ツールです。
アプリごとにセッションを共有せず、隔離されているので、セキュリティ的にも安全に利用することができます。
Franz
Franzとは、Slackなど複数のチャットツールやメッセージアプリを一括管理できるツールです。
仕事で利用するコミュニケーションツールを、ひとまとめにしておくことで、効率アップやお客様対応漏れによるクレームなどのリスク削減にも役立てられます。
Franzは誰でも無料で利用できるため、現状複数のチャットツールを利用しているという方におすすめです。
Rambox
Ramboxは、アカウント登録をせずにかんたんに始められる一括管理ツールです。
他の管理ツールとは違い、ブラウザのようにアプリごとのタブがあるのが特徴です。そのため、タブで管理するのは向いていないという方には、おすすめ出来ません。
ただ、アカウントが必要ないので、まずは使ってみたいという方や初心者にはおすすめと言えるでしょう。
Station
Stationは、MacやiPadなどの、Apple製品を使って仕事をしている方におすすめです。
対応サービスは600種類以上あり、複数アカウントを管理することもできます。ただ、ビジネス利用の多いスラックが利用できなくなったり、Gmail認証がされず使えなくなったという口コミもあるようなので、現状スラックやGmailを利用している方は注意が必要です。
メッセージアプリの一括管理ならOneChat
メッセージアプリやビジネスチャットは、関わる企業やプロジェクトが増えれば増えるほど、利用するツールも増えていきます。
そこで利用したいのが、複数アプリを一元管理できるツールです。例えば、別々に立ち上げて利用している、Googleカレンダーや、Slack、Messenger等を1つの場所で管理しておき、残りのタスクをメモして置いたりすることができます。
なかでも、OneChatはメールアプリやチャットツールをはじめ、SNSのDM機能まで、複数のメッセージアプリを、1つのツールで管理することができるアプリです。カレンダー機能やメモ機能もついているので、ツールの管理と合わせて、自分の頭の整理にも利用することが可能です。
連携できるアプリは今後も追加される予定なので、まずは、最低限のアプリからでもよいので利用してみたいという方におすすめです!
まとめ
本記事では、Slackのおすすめ拡張機能や基本的な使い方をご紹介しました。
通常の使い方としては、ビジネス上のチャットが主ですが、拡張機能を利用することで、更に活用の幅を広げ、業務の効率化に繋げることができるようになります。
気になる拡張機能は是非一度インストールして、更に便利に使いこなしてみてはいかがでしょうか。
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