Talknoteは、企業理念の浸透や文化醸成を促進する社内向けツールです。

しかしTalknoteの詳しい機能やサービス内容がわからないという方も少なくありません。

Talknoteはビジネスチャットの基本であるメッセージやタイムライン以外にも、タスク管理やHR機能まで搭載された便利なツールです。

そこで今回は、Talknoteに興味を持っている方やビジネスチャットツールの各サービスを検討している方に向けて、Talknoteの特徴や機能を解説していきます。

Talknote(トークノート)とは

(画像引用:Talknote公式)

Talknote(トークノート)とは、Talknote株式会社が展開する、企業理念浸透や企業文化醸成を促進するカルチャーマネジメントツールです。社内向けビジネスチャットツールの側面を持ったサービスとも言えるでしょう。

コミュニケーション活性化を根本として活用することができるサービスですが、Talknoteに集約されたコミュニケーションを解析、定量化することで組織課題の把握にも役立ちます。

Talknote(トークノート)の特徴

コミュニケーションの集約

Talknoteでは日々必要な社内のコミュニケーションをTalknote内でおこなうことが可能。個人間でもグループ間における気軽なメッセージのやり取りや、タイムラインを活用した情報共有でコミュニケーションの活性化を実現します。

価値観の共有

Talknote内における第2象限の会話(※)を蓄積することができます。蓄積した会話は、組織内の良し悪しの基準を示す事例に。事例や理念が浸透することで、組織としての方向性や判断軸の統一にも繋がります。

※第2象限の会話:緊急度は低いが重要度が高い領域であり、具体的には「仲間への称賛/携わる業務の背景や経緯/属人的なノウハウ/仕組化の考案」などが当てはまります。

自社の文化醸成

日々の業務に対して、従業員が共通の価値観を持って判断・行動することで、自社の文化を醸成していくことに繋がります。

Talknote(トークノート)の機能

コミュニケーション活性機能

(画像引用:Talknote公式)

メッセージやリアクション(スタンプ/いいね)、タイムライン、サンクス機能など、社員同士で気軽にコミュニケーションが取れるような細かい機能が搭載されています。

  • ノート:伝えたい情報に応じて関連するメンバーに共有する機能
  • メッセージ:テキストでスピーディなやり取りができる機能
  • タイムライン:自分が参加する全ノートの投稿をまとめて読む機能
  • プロフィール:各メンバーのプロフィール機能
  • スタンプ:テキスト以外にも感情や表現を豊かにする機能(独自スタンプ使用も可能)
  • いいね:気持ちを伝えることができる機能
  • サンクス:感謝や称賛を伝えることができる機能
  • 既読・未読:誰が読んだか、読んでないかがわかる機能

HR機能

(画像引用:Talknote公式)

Talknoteの利用状況で様々な情報を数値化し、分析できる機能です。

気持ちの変化を発見するアクションリズム解析、オーバーワークで睡眠不足を検知など、数値化や可視化されることで、組織課題とともに従業員の労働管理にも役立ちます。

  • 組織活性スコア:利用状況からコミュニケーション活性度をスコア化する機能
  • アクションリズム解析:組織への関心度や積極性を把握し、必要に応じて管理者に知らせる機能
  • オーバーワーク検知:従業員の労働時間や睡眠時間を検知し、必要に応じて管理者に知らせる機能
  • よくメッセージする人:よくメッセージする人を数値化し、コミュニケーション状況を把握する機能

業務効率化機能

(画像引用:Talknote公式)

Talknoteの細かい機能を活用することで、ひとつひとつの作業を効率化できます。

  • メンション:とくに読んでほしい人へ通知できる機能
  • タスク管理:やること、担当、期日を設定し、依頼と管理ができる機能
  • 絞り込み検索:絞り込んで検索できる機能
  • 社外コミュニケーション:社外のユーザーとメッセージで連絡できる機能
  • 動画添付/再生:動画を添付して投稿や再生できる機能
  • メール連携:メール通知機能のあるツールと連携しTalknoteに自動投稿する機能
  • ブックマーク:ブックマークに保存し、保存内容を一覧で確認できる機能
  • ハッシュタグ:「#」をつけて投稿することでハッシュタグとして投稿できる機能
  • シェア機能:他のノートやメッセージに転送できる機能

管理機能

Talknoteの管理者は、管理機能を活用することで、全体を管理する面倒な作業も効率化できます。

  • ノート一括登録・変更:入社や部署移動の際に所属を変更できる機能
  • 部署連動機能:部署変更すると参加ノートが自動的に変更できる機能

Talknote(トークノート)でできること

コミュニケーションの活性化

Talknoteでは、メッセージ機能を使って簡単にコミュニケーションが取れるようになります。スタンプも活用すれば、感情を伝えることもできます。メールよりもスピード感のあるやり取り、電話よりも気軽なコミュニケーションが期待できるでしょう。

メッセージは、個人間だけでなくグループ間でも利用できるようになっています。Talknoteを利用している企業なら、社外同士のやり取りも簡単にできるようになる点も魅力です。

社内情報を共有

Talknoteでは、複数メンバーと情報共有できる機能があります。参加しているグループのタイムラインを確認でき、投稿を確認できます。投稿にはコメントを残すこともできます。

組織のなかで、部署やチームが細かく分かれている場合や、メンバーがプロジェクトごとに横断したり兼任しているような場合に重宝します。

タスク管理にも活用

Talknoteのタスク機能を活用すれば、タスクを可視化することができます。

通知機能やTaskbotもあるため、タスクの抜け漏れ防止にも役立つでしょう。また、タスクをメンバーに振ることもできるようになっているため、メールや電話でいちいち依頼する手間も省くことができます。

HR機能で従業員のサポート

TalknoteのHR機能を活用することで、従業員のモチベーション管理や組織課題にも取り組むことができます。利用状況から社内コミュニケーションの活性度合も測定することができます。

ビジネスチャットツールでありながら、利用状況や様々な従業員の情報を通して数値化・分析をしてくれることで、HR機能も活用できるのは大きな魅力と言えるでしょう。

Talknote(トークノート)の料金

(画像引用:Talknote公式)

Talknoteの料金は、「初期費用+基本プラン(月額利用料)+オプション」から構成されます。

しかし、それぞれの細かい料金については、非公開としており、問い合わせが必要となっています。検討している場合や見積もりをしてほしいという場合は、直接Talknoteに問い合わせをしてみましょう。

また、Talknoteでは導入サポートとして、初期設定と初期支援を実施しています。

初期設定では

  • ご利用ネットワークの作成
  • 初期ユーザー登録代行
  • 主にグループ機能を用いた情報共有設計
  • 初期グループ作成代行
  • 作成グループへのユーザー登録代行

をおこなっています。

初期支援では

  • 導入推進メンバーとのTalknote導入セッション
  • Talknoteを用いた、社内コミュニケーションルールの設計
  • 利用推進時に必要な対応についての進捗管理
  • 導入に関する電話・メール対応、Web・訪問ミーティング
  • ご利用ユーザー様向け勉強会の実施

をおこなっています。

サポート体制も万全なので、安心して導入することができるでしょう。

メッセージアプリを一括管理できる効率化ツールもおすすめ

Talknoteを検討しているかたのなかには、複数のビジネスチャットツールを使う予定の方やすでに複数のビジネスチャットを使用している方もいらっしゃるでしょう。

そこでおすすめなのが、Slackをはじめとしたビジネスチャットツールを一括管理できるサービスがあるのをご存知でしょうか。

アプリ一括管理ツールを利用すれば、仕事やプライベートで使用する様々なアプリをひとつにまとめ、一括管理ができるようになります。

作業効率や使用アプリの数が多いという方はぜひ、アプリ一括管理ツールもチェックしてみてください!

メッセージアプリの一括管理ならOneChat

(画像引用:OneChat公式)

OneChatならビジネスチャットツールやメール、SNSなど仕事でもプライベートでも使用するあらゆるメッセージアプリを一括管理できるサービスです。

日々使用する多数のアプリをいちいち開かずとも、OneChatを開けば簡単に確認ができます。

連携できるアプリは今後随時増加予定!複数のビジネスチャットやSNSを効率よく使いたいという方は是非チェックしてみてください。

まとめ

Talknoteは、社内のコミュニケーション活性化とともに、企業理念の浸透や文化醸成を促進するツールです。

メッセージ機能でコミュニケーションを活性化、タスク機能でタスクの依頼と管理、HR機能で各状況を数値化することができます。

単純なビジネスチャットツールとしてだけでなく、組織課題を解決するためにも役立つサービスと言えるでしょう。

これからビジネスチャットツールを検討している方や従業員間でさらにコミュニケーションを活性化させたい、組織課題に向き合いたいという場合におすすめのサービスです。