Googleスプレッドシートを利用する際に、拡大の方法や縮小の方法がわからず困ったことはありませんでしょうか。Googleスプレッドシートで拡大/縮小する方法は、主に以下の3つの方法があります。

  • ツールバーから設定を変更する
  • メニューからサイズ変更する
  • ショートカットキーを使う(Chromeブラウザ使用時のみ)

この記事では、それぞれの方法について紹介します。

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拡大する方法

まずは拡大する方法について3つ紹介します。

ツールバーから設定を変更して拡大する

メニューバー下部にある、ツールバー内に「〜%」で表示されている箇所から行います。

  • すぐ横の「▼」をクリックすると、選択倍率の候補が表示される
  • 任意の現在の設定より大きい数字を選ぶ

また、候補以外の倍率を選択したい場合は、直接50〜200%の範囲で数値を入力することもできます。

メニューからサイズ変更して拡大する

メニュータブ内にある「表示」から、「ズーム」を選択し、表示された選択倍率から任意の現在の設定より大きい数字を選ぶことにより拡大することができます。

なお、現在の選択倍率は、倍率候補の左側に「チェックマーク」の表示されているものがそれに当たります。

ショートカットキーを使って拡大する(Chromeブラウザ使用時のみ)

ショートカットキーを使った拡大は、スプレッドシートを拡大するのではなくスプレッドシートを開いているChromeブラウザを拡大します。

そのため、ショートカットキーを使って拡大する場合は、文字が入力させていない場所を選択してから行いましょう。これは、Chrome自体のショートカットキーとスプレッドシート自体のショートカットキーがコマンドによっては両方適用されるされることがあるからです。

具体的な拡大のショートカットキーは次の通りです。

OSショートカットキー
Windows「ctrl」+「+」
Mac「shift」+「command」+「+」

※倍率の変更は保存することができず、シートの再読み込みをするたびに設定がリセットされます。

また、設定した倍率は自分自身へ表示されている画面のみで、スプレッドシートの共有相手や共同編集者へは影響はありません。

縮小する方法

次に縮小する方法について3つ紹介します。

ツールバーから設定を変更して縮小する

メニューバー下部にある、ツールバー内に「〜%」で表示されている箇所から行います。

  • すぐ横の「▼」をクリックすると、選択倍率の候補が表示される
  • そこで任意の現在の設定より小さい数字を選ぶ

また、候補以外の倍率を選択したい場合は、直接50〜200%の範囲で数値を入力することもできます。

メニューからサイズ変更して縮小する

メニュータブ内にある「表示」から、「ズーム」を選択し、表示された選択倍率から任意の現在の設定より小さい数字を選ぶことにより縮小することができます。なお、現在の選択倍率は、倍率候補の左側に「チェックマーク」の表示されているものがそれに当たります。

ショートカットキーを使って縮小する(Chromeブラウザ使用時のみ)

ショートカットキーを使った縮小は、スプレッドシートを縮小するのではなくスプレッドシートを開いているChromeブラウザそのものを縮小します。

そのため、ショートカットキーを使って縮小する場合は、文字が入力させていない場所を選択してから行いましょう。これは、Chrome自体のショートカットキーとスプレッドシート自体のショートカットキーがコマンドによっては両方適用されるされることがあるからです。

具体的な縮小のショートカットキーは次の通りです。

OSショートカットキー
Windows「ctrl」+「-」
Mac「command」+「-」

※倍率の変更は保存することができず、シートの再読み込みをするたびに設定がリセットされます。

また、設定した倍率は自分自身へ表示されている画面のみで、スプレッドシートの共有相手や共同編集者へは影響はありません。

セル内を折り返して全体を表示する

Googleスプレッドシートで、文字を折り返してセル内に全体を表示させる方法は、「メニュー内の折り返すボタンをクリックする」「ショートカットキーを用いる」の2通りです。

Googleスプレッドシートの文字を折り返す具体的な方法は以下の通りです。

  • 折り返したいセルを選択する
  • 「テキストを折り返す」ボタンから「折り返す」を選んで押す
  • ショートカットキーを用いる場合は、「alt」を押しながら、「O」を押して、そのまま「W」を2回押す

また、複数セルをまとめて折り返したい場合は、折り返したいセルを複数範囲選択することで一度に行うことができます。

セル幅を自動調節する

セル内の文字を折り返すことで、入力されている文字の全体を表示させる他にも、セル幅を調節することにより表示させる方法があります。

セル幅の調節は、列と列の間にある境界線や行と行の間の境界線をドラッグしつつ左右または上下に移動させることにより、手動で任意の幅に変えることができます。

また、その境界線をダブルクリックすることにより、列や行に入力されている最も長い文字列の幅に合わせて自動調節することができます。

手動でフォントサイズを調節する

フォントサイズを変更することで、入力されている文字全体を表示させる方法もあります。

フォントサイズの変更は、サイズを変更したいセルを選択した状態で、「フォントサイズ」ボタンから、任意の数字を選択することにより可能です。また、選択肢にないフォントサイズにしたい場合は、半角数字で直接サイズを入力することにより変更することができます。

セル内の文字をまとめて変更するのではなく、一部のみを変更したい場合は、変更したい文字をあらかじめ選択しておきましょう。セル内のテキストの一部を選択したい場合は、対象のセルをダブルクリックしてカーソルを表示させ(F2キーでも可能)、ドラッグにより対象となる文字を選択します。

その後、「フォントサイズ」から任意のサイズを選択することにより一部の文字サイズのみを変更することができます。

スマホのスプレッドシートアプリで、フォントサイズを変更する場合は以下の手順で行います。

  • 対象となるセルを選択する
  • 「文字装飾」ボタンをタップする
  • 画面下に設定画面が表示されるので、「テキスト」タブを選び、その中の「サイズ」から任意のサイズを選択する

関連記事:【初心者向け】Googleスプレッドシートの使い方を簡単に解説!

スマホからスプレッドシートを縮小する方法

スプレッドシート 縮小して表示

スマホのスプレッドシートアプリから縮小する方法について紹介します。写真や画像、対応しているアプリの場合、画面内を2本の指でピンチインやピンチアウトで拡大・縮小を行うことができます。

スプレッドシートもこれに対応しているため、縮小したい場合は画面内を2本指でつまむようにする(ピンチインする)ことによって縮小を行うことができます。また、画面内を2本指で広げる(ピンチアウトする)ことによって拡大を行うことができます。

ピンチイン・ピンチアウト以外にも、スマホからスプレッドシートを拡大・縮小することができます。[+][-]ボタンが画面をタップすると表示されます。このボタンを押すことにより拡大・縮小を行うこともできます。

よくある質問

今回紹介したGoogleスプレッドシートの拡大/縮小に関するよくある質問を3つ紹介します。

Excelでも同じように縮小する方法を教えてください。

Googleスプレッドシート同様に、Excelで縮小を行う方法は複数あります。

それぞれの方法について説明します。

「ズーム」ボタンを用いて変更する

リボンの「表示」タブを選択します。

一覧内にある「ズーム」ボタンをクリックすると、「ズーム」設定画面が表示され、各種表示倍率が選択できます。

選択肢から任意の値の選択や数字を入力することにより、Excelのワークシートを縮小または拡大することができます。

「ズーム」のスライダーから変更する

Excel画面内の右下部分にある「ズーム」のスライダーから倍率変更をすることができます。

スライダーをドラッグし、「-」方向にスライドさせることにより任意の倍率に縮小することができます。逆に、「+」の方向にスライドさせることにより任意の倍率に拡大することも可能です。

また、「+」と「-」のボタンをクリックすることでも倍率を変更することが可能です。

他にも、表示されている倍率の数値(%表示)をクリックすることで、先に紹介した「ズーム」設定画面を表示することができるため、そこから細かく設定することもできます。

フォントサイズに併せてテキスト全体をセル幅に合わせる方法はありますか?

現在設定されているセル幅に合わせて、入力した文字をすべて表示させたい場合は、「セルの折り返し」機能を利用すると良いでしょう。

具体的な方法については、「セル幅を自動調節する」に記載していますので、そちらを参照してください。

複数列まとめてフォントサイズを変更するにはどうしたらよいですか?

列内に入力されている文字のフォントサイズをまとめて変更したい場合は、変更したい列番号をクリックすることで、列をすべて選択できます。その状態でフォントサイズを変更することにより、複数列のフォントサイズをまとめて変更することができます。

関連記事:【初心者向け!】スプレッドシートで折れ線グラフを作る方法を徹底解説!

まとめ

今回は、Googleスプレッドシートを拡大/縮小するテクニックについて紹介しました。表のサイズによっては、編集を行う際に拡大/縮小を行うことで作業効率を向上させることができます。

スプレッドシート縮小に関する重要用語

スプレッドシート縮小に関する重要用語についていくつか紹介します。

用語説明
メニューバーメニューバーとは、スプレッドシートの各メニューカテゴリが表示されているバーのことです。「ファイル」「編集」「表示」などがあり、スプレッドシートの各機能を使用する場合はここから起動します。
ピンチイン・ピンチアウトタッチパネルやタッチパッドを、2本の指でつまむように動かしたり、開くように動かす操作方法の1つです。