「LINE WORKSとは何か知りたい」
「LINE WORKSのメリットを知りたい」
LINE WORKSは、ビジネス版のLINEで、企業間の連絡やプロジェクトごとの情報共有がLINEを使う感覚で利用できるものです。
しかし、LINE WORKSの料金がどのくらいかかるのか分からない、普通のLINEを使うのと何が違うのか分からなくて導入するのが不安という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、LINE WORKSの基本的な機能から、始め方、料金プランまで基礎知識を徹底解説していきます。これからLINE WORKSを使おうと検討している方、取引先にLINE WORKSを使っている方がいて、利用する機会が増えてきたという方は是非参考にしてください。
LINE WORKSとは
LINE WORKSとは、一言で言えばビジネス版のLINEです。LINEのようなチャット感覚でビジネスのやり取りができます。
管理者がトークやメールの内容を監視できたり、グループチャットを作成しチームで情報を共有したりすることが可能です。そのため、通常の個人LINEを利用するよりも、更にビジネス寄りの機能が充実しています。
LINE WORKSの始め方
LINE WORKSの始め方はかんたんです。企業やプロジェクトの管理者がアプリをダウンロードし、管理者としてアカウント作成後、チームメンバーを招待するだけで始められます。
招待されたメンバーは
- 1,アプリをダウンロード
- 2,アカウント作成
- 3,招待されたLINE WORKSに参加
- 4,承認されたらログインし、利用できる
という手順を踏むだけでアカウント作成が可能です。作成時は電話番号の入力やSMSの認証が必要ですが、とくに特別な操作等は必要ありません。
LINE WORKSの機能
基本はLINEの機能そのまま
LINE WORKSは、基本的に個人で利用しているLINEと同じUI画面でチャットをすることができます。
見慣れた画面そのままのため、チャット機能に関してはLINEを利用したことがある方であればすぐに使いこなすことができるでしょう。
カレンダー共有
LINE WORKSは、グループを作成することで、カレンダーを共有したり、メモ、ファイル等を共有したりすることができるようになります。
特にプロジェクト内で利用する場合はメンバーのスケジュールを確認してから予定を入れることができるので便利です。
ビデオ通話機能
LINE WORKSはビデオ通話機能があります。複数人との打ち合わせも、LINE WORKSを開くだけでかんたんにはじめられるのが利点です。
中にはビデオ通話だけオプションというサービスもありますが、LINE WORKSは料金内で利用できます。
個人LINEと連携可能
LINE WORKSは、通常のLINEユーザーと繋がることも可能です。お客様や内定者等、企業と個人を繋げられるツールになるのが利点です。
LINEであれば誰でも利用したことがあるので、拒否感を示す方も少ないでしょう。
LINE WORKSの料金プラン
LINE WORKSの料金プランは3種類あります。ユーザー数や、利用できるビデオ通話時間、カスタマーサポート、連携機能が増えるにつれて、料金があがっていくシステムです。
従業員数が100人以下の企業であれば、無料のプランでも快適に利用することができるでしょう。その他にもオプションでファイル共有機能やアーカイブ機能、追加ストレージを購入することも可能です。
年契約と月額料金制と2つの支払い方法から選べるので、まずは試しに利用してみたいという方は、月額料金制で利用してみてもよいかもしれませんね。
LINE WORKSのメリット
セキュリティレベルが高い
LINE WORKSは、全ての通信が暗号化されているため、セキュリティレベルが高いのが特徴です。特に、専門のエンジニアチームが24時間365日モニタリングしている上に、日本国内のデータセンターにユーザーデータが保管されているため、情報漏洩がされる可能性が極めて低いです。
もし仮にスマホを落としてしまった場合でも、管理者が遠隔機能でアプリ上のデータを消去することもできます。
利用デバイスを選ばない
LINE WORKSは、スマホだけでなく、PCのアプリ、ブラウザでも利用することができます。
社用携帯と社用PC同時にログインしておくこともできるため、外回りが多い方でも快適に利用できます。
通常のLINEユーザーと繋がることができる
LINE WORKSは、LINE WORKSのユーザーや社内のユーザーだけでなく、通常のLINEユーザーとも繋がることができます。
例えば、内定者や取引先の関係者ともLINEを通してかんたんに連絡が取れます。LINEであればスマホを利用している方の8割が利用しているとも言われているため、他のビジネスチャットツールを利用するよりも、教育コストがかからず便利です。
LINEと繋がれるビジネスチャットは、LINE WORKSのみです。
ビジネスツールと連携できる
LINE WORKSは、勤怠管理BotやFAQbotなど、チャットボットシステムと連携することができます。いつも利用しているLINEに、Botシステムを連携させることで、自動で送りたいメッセージを送ることができたり、業務プロセスを簡素化したりすることが可能です。
お客様先にもbot配信で、情報提供することもできます。
メッセージアプリの一元化ツールも業務効率化に最適
LINE WORKSを検索している方の中には、「業務を効率化したい」「効率化できるツールをさがしている」という方も多いはずです。
ビジネスでは、OfficeMessengerだけでなく、その他のビジネスチャットを利用している方も多いです。ChatworkやMessenger等、取引先や、部署によっては主に使っているツールがそれぞれで違うということはよくあるでしょう。
しかし、複数のチャットツールを別々のタブで開いて管理をしていると、重要なメッセージに気が付くのが遅れたり、そもそもタブを開き忘れる、アプリを起動し忘れるということもあるかもしれません。取引先のメッセージに気が付かなかった場合は、最悪の場合今後の取引に影響を与える可能性もあるのです。
そのため、複数のコミュニケーションツールを利用している場合は、1つの場所に管理して、通知を見やすく管理しておくのがおすすめです。
メッセージアプリを一括管理できるツール5選
複数のツールを使いがちなメッセージアプリやコミュニケーションツールをひとまとめにしたい場合は、下記のツールがおすすめです。
- OneChat
- Biscuit
- Franz
- Rambpx
- Station
OneChat
OneChatは、メールアプリやチャットツールをはじめ、SNSのDM機能まで、複数のメッセージアプリを、1つのツールで管理することができるアプリです。
カレンダー機能やメモ機能もついているので、ツールの管理と合わせて、自分の頭の整理にも利用することができます。
連携できるアプリは今後も追加される予定なので、まずは、最低限のアプリからでもよいので利用してみたいという方におすすめです!
Biscuit
Biscuitは、OfficeMessengerをはじめ趣味のアカウントと仕事のアカウントを別々に分けて管理ができる、個人事業主におすすめの、Webアプリ一括管理ツールです。
アプリごとにセッションを共有せず、隔離されているので、セキュリティ的にも安全に利用することができます。
Franz
Franzとは、OfficeMessengerなど複数のチャットツールやメッセージアプリを一括管理できるツールです。
仕事で利用するコミュニケーションツールを、ひとまとめにしておくことで、効率アップやお客様対応漏れによるクレームなどのリスク削減にも役立てられます。
Franzは誰でも無料で利用できるため、現状複数のチャットツールを利用しているという方におすすめです。
Rambox
Ramboxは、アカウント登録をせずにかんたんに始められる一括管理ツールです。
他の管理ツールとは違い、ブラウザのようにアプリごとのタブがあるのが特徴です。そのため、タブで管理するのは向いていないという方には、おすすめ出来ません。
ただ、アカウントが必要ないので、まずは使ってみたいという方や初心者にはおすすめと言えるでしょう。
Station
Stationは、MacやiPadなどの、Apple製品を使って仕事をしている方におすすめです。
対応サービスは600種類以上あり、複数アカウントを管理することもできます。ただ、ビジネス利用の多いスラックが利用できなくなったり、Gmail認証がされず使えなくなったという口コミもあるようなので、現状スラックやGmailを利用している方は注意が必要です。
メッセージアプリの一元管理ならOneChat
OneChatは、Slackやチャットワークをはじめとしたビジネスチャットやメール、SNSなど仕事でもプライベートでも使用するあらゆるメッセージアプリを一括管理できるツールです。
日々使用する複数のアプリをいちいち開かずとも、OneChatを開けば簡単に確認ができます。
連携できるアプリは今後随時増加予定!複数のビジネスチャットやSNSを効率よく使いたいという方は是非チェックしてみてください。
まとめ
本記事では、ビジネスチャットの一つとしてLINE WORKSのご紹介をしました。
LINE WORKSは、LINEの通常ユーザーとつながることができる、唯一のビジネスチャットです。多くの方が利用しているLINEであれば、採用やクライアントとの連携がもスムーズに行うことができるようになるでしょう。
利用するビジネスチャットが増えてきたら、メッセージアプリの一元管理ツールでひとまとめにし、効率的に管理していくのがおすすめです。