「社内のデータを一元管理したい」

「BIツールの導入を検討している」

社内には、顧客情報や営業成績などの従業員に関する情報、経営情報など、様々な機密情報があります。しかし、それらをバラバラで管理していて、データを探すのに時間がかかったり、データを活用した分析が出来ないという課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。

その点、BIツールはバラバラになったデータを集約し、分析やグラフによる可視化ができる物です。経営課題の改善等、様々な分野で役立てられます。

本記事では、BIツールのおすすめや失敗しないための注意点について解説します。

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BIツールとは

BIツールの基本的な機能

BIツールは下記の機能が利用できます。

  • レポート機能
  • OLAP機能
  • データマイニング機能
  • プランニング機能

様々なデータを集約して、グラフや図表を表示したり、オンライン分析処理をしたりすることが出来ます。

また、データを統計的な処理を通してパターンや傾向をつかみマイニングすることも可能です。過去の実績を分析することで、経営改善にも役立てられます。

BIツールの選び方

何に特化しているのか

BIツールは、データ管理が出来るものと、分析に特化しているものとがあります。データ管理機能がついているBIツールは、ETLやDWHなどの機能を搭載しているため、それらの機能を持ったツールを導入していない企業におすすめです。

一方、分析に特化しているBIツールは、それらの環境が整っている企業におすすめできます。

導入形態

BITツールには、クラウド型と、オンプレミス型、デスクトップ型の3種類の導入形態があります。

比較的クラウド型のBIツールは導入の初期費用が安価な傾向にあり、デスクトップ型やオンプレミス型は高額になりがち等の特徴があります。

料金は予算内か

BIツールだけでなく、何かしらのツールを導入する際は、予算との兼ね合いも検討するべきです。

BIツールは無料から始められるものから、数十万円かかる場合もあるので、どのくらいの機能が必要で、どのくらいの予算がかけられるかどうかも考えておきましょう。

BIツールの4つのタイプ

個人で導入できるタイプ

BIツールの中でも、「セルフサービスBI」は、サーバーを構築しなくても、クラウド環境やデスクトップ環境があればデータ分析を行うことができます。

そのため、チーム内での共有だけでなく、個人単位でも導入出来るのがメリットです。

分析・データ集約に適したタイプ

BIツールの中でも、分析や社内のデータ取集に適したタイプは、データの管理が煩雑になっている、データを集めて活用の幅を広げたいという方におすすめです。

社内の各種業務に役立てたり、システムと連携したりすることで、断続的なデータ分析が出来るようになります。

他ツールとの連携に適したタイプ

BIツールの中でも、他のツールと連携出来るタイプのものを選べば、データ管理だけでなく、周辺の業務も効率化できるようになります。

例えば、BIツールと、CRMなどの営業管理システムと連携することで、営業データを即時に連携することが可能です。

用途特化型のタイプ

BIツールのおすすめ10選

Businessman using laptop at meeting, closeup of hands. Business operations concept.

Qlik Sense

Qlik Senseは、Aiや機械学習などのテクノロジーを活用して、分析が出来るBIツールです。

タイムリーなデータで分析できる点や、デスクトップ版は無料で利用できる点も、利点とされています。

また、DWHの機能も兼ね備えていることで、多方面で使いやすいシステムです。

LaKeel BI

LaKeel BIは、サーバー型のBIツールで、大企業におすすめ出来ます。ETLやレポートデザイナーの機能を搭載し、テンプレートも豊富にあるだけでなく、教育や導入サポートも充実しているので、導入後も安心して活用できます。

レポーティングや分析に特化している点も利点です。

Tableau

Tableauは、データ分析やデータ管理機能が充実しているBIツールです。数百万者ダッシュボードを利用でき、セールスフォース等のCRMとの連携もできます。

特に、世界的に導入されている為、ビジュアル化に強い点も利点です。

Domo

Domoは、ドーモ株式会社が提供するBIツールで、数百のAPIでデータ連携が出来たり、チャットやアラート、コミュニティでやり取りをすることができます。

クラウド型のBIツールで、海外でも活用されています。全社的なデータ活用に取り組みたいという企業におすすめです。

Zoho Analytics

Zoho Analyticsは、CRMサービスなどのシリーズと連携が出来るBIツールです。データ管理からデータ分析まで対応している上に、一人当たり月額2,880円からで利用できるという低価格さも利点です。

また、ELT、AI・機械学習、BIの埋め込みといった機能を豊富に搭載しています。

Sisense

Sisenseはノーコードまたはローコードでデータ管理ができるBIツールです。Aiや機械学習、自然言語にも対応しており、調べたい要素を質問文で入力するだけで必要な図解を提案してくれます。

また、プログラミングコードも必要ないので、初めて利用する方にもおすすめです。

Altair Monarch

Altair Monarchは、データの抽出や分析に特化したBIツールです。分析に特化しているツールと連携することで、高いシナジー効果が得られるとされています。

デスクトップ型とオンプレミス型があるので、自社に合った導入形態で導入することも可能です。

ノバセルアナリティクス

ノバセルアナリティクスは、テレビCMに特化したBIツールです。放映するたびにリアルタイムで効果データを分析することができます。

また、これまで視聴率でしか計測出来なかった効果を専門知識を持つ担当者が分析してくれるので、CVやCPAなどを把握できます。

Whatagraph

Whatagraphは、広告運用をしている方やマーケティング担当者におすすめのBIツールです。2021年8月時点で、13,000件以上の導入実績があり、200以上のテンプレートもあります。

現場の担当者でもカンタンにデータ連携やレポート作成ができる点も強みです。

Google Data Portal

Google Data Portalは、基本的に無料で利用出来るBIツールです。Googleの提供するSEO分析ツールやGoogleドライブなどと連携できるので、マーケターに使いやすいツールといえます。

もし機能に物足りなさを感じる場合は、Google Data Portalと合わせて、ある一定の機能に特化したBIツールやCRMツールと連携させると良いでしょう。

BIツールの導入で失敗しないための注意点

必要機能を洗い出す

BIツールは、分析機能やデータ管理機能など、様々な機能を兼ね備えていることが殆どです。しかし、中にはそのうちの1つの機能に特化したツールをすでに導入していたり、その道のプロの人材をやとっていたりと、必要ではない機能がついている可能性もあります。

そのため、BIツールを導入する前に、必要機能も洗い出しておくことが重要です。

相見積もりを取る

BIツールは、無料のものから、数十万円の導入費用がかかるものまで様々です。そのため、必要機能を洗い出した上で、同じ機能を持ったツールを導入する場合、数社でどのくらい費用の差があるのかを見ておく必要があります。

相見積もりを取ることで、費用で後悔することがなくなります。

情報収集を念入りにする

BIツールを導入する際は、実際すでにBIツールを導入している企業などに情報を提供してもらうなど、使用感をきいたり、口コミを確認したりして、事前の情報収集を念入りにしておきましょう。

そうすることで、自社に必要な機能やそうではない機能も明確になるきっかけが作れます。

比較サイトを熟読する

BIツールを導入する際は、比較サイトを熟読し、どんなタイプのツールがあって、大体の費用相場はどのくらいなのかという知識はいれておくようにしましょう。

まったく知識がないままで突然提供企業に乗り込むと、オプションや連携機能を様々につけられて高額になってしまう可能性があります。

業務効率化ならチャット一元管理ツールもおすすめ

BIツールの導入を検討している方のなかには、普段から複数のビジネスチャットツールを使う企業も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、Slackをはじめとしたビジネスチャットツールを一括管理できるサービスです。一括管理ツールを利用すれば、仕事やプライベートで使用する様々なアプリをひとつにまとめ、一括管理ができるようになります。

OneChatならビジネスチャットツールやメール、SNSなど仕事でもプライベートでも使用するあらゆるメッセージアプリを一括管理できるサービスです。

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まとめ

本記事ではBIツールの主な機能と、おすすめツール、また選び方について解説しました。

BIツールは社内のデータを一元管理でき、分析等に活用できるため、現状知見やデータが蓄積されていても活用できていない、あまり活用方法が分かっていないという方はぜひ導入を検討していただきたいサービスです。

小さなところから業務効率化を検討していきたい方は、ぜひチャットの一元管理ツールの導入も検討してみてくださいね!