「CRMを比較したい」

「企業にCRMを導入するときのおすすめは?」

CRMは、顧客管理ツールのことで、沢山のお客様をかかえる営業マンには欠かせないアイテムの1つです。

しかし、無料でつかえるツールから、月額料金がかかるツールまで様々なツールがあり、どれを選んだらよいのか分からないというかたも多いでしょう。

そこで本記事では、おすすめのCRMを10選ご紹介し、CRMの比較ポイントや導入のメリット・デメリットも解説していきます。コールセンターや顧客が増えてきた企業等、CRMツールの導入を検討している方は是非参考にしてください。

チャット一括管理アプリ「OneChat」が今なら初月無料!!

OneChatのダウンロードはこちらから

CRMツールとは

CRMとは

CRMとは、「Customer Relationship Management」の略で、顧客関係管理のことです。そのためCRMツールとは、顧客関係の情報を管理できるツールということになります。

CRMはクラウドサービスが多く、中小企業であれば月額数百円程度で導入が可能です。

CRMの機能

CRMの機能はおもに以下の通りです。

  • 顧客管理機能
  • メール配信機能(キャンペーン管理)
  • 問合せ管理機能
  • 分析・レポート

CRMとMA・SFAの違い

MAとはMarketing informationの略で、MAツールはマーケティング活動の自動化ツールです。見込み顧客を育てるのに役立てられます。

一方、SFAは、Sales Force Automationの略で、営業活動を支援するツールです。見込み顧客の情報や反応を共有できるので、育てた見込み顧客を商品購入に誘導するのに役立ちます。

CRMおすすめ10選を比較

【無料プランあり】HubSpot

HubSpotは、マーケティングから営業・コンテンツ管理・カスタマーサービス・オペレーション等、営業活動に欠かせないサービスを揃えています。

自社の業務範囲に合わせて必要機能がそろった3つのプランから選ぶことが可能です。無料で利用できるプランもある上に、14日間の無料お試し期間もあるので、どのプランを導入するか迷っている方にもおすすめです。

【無料プランあり】Zoho CRM

Zoho CRMは完全無料で利用できるプランがあるCRMツールです。顧客データやそれに関連する情報を記録し、管理する機能はもちろん、情報収集しながら自動的に整理してくれるため、管理コストの削減にも繋がります。

アカウントの作成は公式ページから無料で行うことが可能です。

【無料プランあり】Ambassador Relations Tool

Ambassador Relations Toolは、CRMや分析機能、メールマーケティングなど営業活動に必要な機能を無料で利用できるCRMツールです。

対応履歴や商談履歴の一元管理はもちろん、MAツールなども合わせて利用できるので、なるべくコストは抑えたいが、いろんな機能が入っているツールを探しているという方にピッタリです。

【無料プランあり】Freshsales Suite

Freshsales Suiteは、世界で約40,000社の導入実績を誇るCRMツールです。1つのシステムの中にCRMだけでなくMAやSFAツールも搭載されているので、複数のツールを導入する必要がありません。

また、無料トライアルも用意されているのでまずは試してみたいという方でも気軽に利用することができます。月額で続ける場合は1,800円からと、格安で利用可能です。

【無料プランあり】monday.com

monday.comは、2ユーザーまでであれば永年無料で利用することができるCRMツールです。CRM以外にもプロジェクト管理やナレッジマネジメント・ヘルプデスク等の業務を一元管理できます。

バックオフィス業務を包括して効率化したい方におすすめです。

【初心者にもおすすめ】Salesforce

Salesforceは、世界で15万社以上の企業が導入しており、世界でナンバーワンのシェアを誇るCRMツールです。

ただ、Salesforceはデータ分析や個人成績の自動集計などができる一方、ある程度の知識を持った方やIT人材がいないと、運用が定着するのに時間がかかる可能性が高いのが難点です。

【定着率99%】GENIEE SFA/CRM

GENIEE SFA/CRMは、定着率99%と、幅広い年齢層の従業員が利用できるUIと操作性が特徴のCRMツールです。

CRMツールは導入しても、活用が出来なければ意味がないので、比較的年齢層が高い企業で、ITに詳しくない方もいらっしゃるという場合は、操作性を重視してえらぶのもおすすめです。15日間の無料トライアル期間もあるので、不安な場合は試してみるのも良いでしょう。

【業務改善も可能】kintone

kintoneは、CRMだけでなく業務改善プラットフォームとして、クラウド上で様々なアプリを連携し、情報共有や業務効率化ができるサービスです。

業種や職種に合わせて必要機能をカスタマイズできるうえに、導入後メールや電話などでのサポート体制が整っている点も利点です。月額は780円からと、SalesForceなどにくらべて安価に利用できます。

【導入実績豊富】Zendesk Sell

Zendesk Sellは、ツール上から電話の発信、メールの送信、商談のスケジューリングや取引履歴の確認など、営業活動に関わる情報をすべて管理できるシステムです。

月額19ドルからで利用でき、無料トライアル期間が14日間設けられています。

【Microsoftとの連携が可能】Microsoft Dynamics 365

Microsoft Dynamics 365は、office製品を利用しているユーザーであれば、Outlookメールで受診された顧客活動履歴をCRM上に反映することができます。

そのため、office製品を利用している企業で情報の一元化や業務効率化をしたいと考えている場合に最適です。ただ、無料トライアル期間がないのと、まだ日本での導入実績が少ないのが難点です。

CRMツールの比較ポイント・選び方

利用範囲は適切か

CRMツールを導入する際は、顧客情報をどこまで蓄積するのか、自社に合った利用範囲を予め決めておくことが重要です。

例えば、取引実績、コンタクト履歴、Webログ等の顧客情報だけでなく、案件情報や日報・行動履歴などの情報まで蓄積できるものもあります。

使わないのに機能が沢山あるツールを選ぶと、不必要に導入費用を支払ってしまう可能性もあるので、注意が必要です。

利用しやすいUIか

CRMツールを利用するのは、従業員なので、誰もが利用しやすいUIであることが重要です。使いにくければ導入しても意味がないので、いかに従業員に負担をかけずに入力を続けていってもらえるかという視点で選ぶようにしましょう。

ツールによっては、カレンダーなどと連携して、自動でデータを取り込むことができるものもあるので、連携可能な機能はどんなものがあるのかも見るとよいです。

料金は予算内か

CRMツールは比較的安価に始められるツールも多いですが、アカウントごとに従量課金制度を導入しているツールもあります。

この場合、従業員が増えれば増えるほど利用料金が高くなるということになるので、利用する人数を踏まえた上で、予算内に収まるかどうかを確認しましょう。

サポート内容は十分か

はじめてCRMを利用する場合は、サポート体制にも注目して選ぶべきです。導入にともない営業管理フローが変わったり、バックヤード業務に変化があったりすることも多々あります。

操作方法が分からなかった場合や、トラブルが生じた場合にサポートしてくれるサービスがあるツールを選ぶと安心です。

CRMの無料プランは本当に使える?

サービスによりますが、無料プランのCRMでも、基本の顧客管理はできるので、利用用途によっては十分に使えます。

例えば、HubSpotは、顧客管理だけでなく、タスク管理やメール送信、案件管理、ダッシュボードなど比較的多くの機能が利用可能です。また、FrashsalesやAmbassadorも、顧客管理と、アンケート・メール送信というシンプルな機能であれば利用できます。

他の機能を求めず、シンプルに顧客管理だけを行いたいというのであれば無料プランでも十分ですが、合わせて他の機能も利用したいという場合は利用範囲を決めて有料プランの導入を検討するのがおすすめです。

CRM導入のメリット

最新情報を一元管理できる

CRMは最新の顧客情報を一元管理でき、リアルタイムで従業員と共有できます。

また、受注履歴や過去のやり取り・クレーム対応等様々な情報をもとに営業戦略を立てることも可能です。

見込み顧客に適切なアプローチができる

CRMは、架電履歴はもちろんWebからの資料ダウンロードやセミナー参加などの情報も蓄積できます。

そのため、それぞれの流入経路ごとに適切なアプローチができるのも利点です。

顧客満足度向上に繋がる

CRMは顧客情報を過去のものからすべて管理しておくことができるため、万が一担当が退職したとしても、ログを見れば顧客の嗜好や状況を理解することが可能です。

そのため、状況に合わせて提案できる上に、「覚えてもらっている」「忘れていない」という安心感を与えられ、顧客満足度向上に繋がります。

CRM導入の際の注意点

導入コストがかかる

CRMは初期費用や月額料金など、ある程度のコストがかかるので、なるべく予算を抑えたいという企業には注意が必要です。

ただ、予算をあまりに抑えるとかえって無駄になってしまう可能性もあるので、コスト面で検討している場合はまず無料プランの導入から試すとよいでしょう。

使用感に納得してからコストを払うことで、デメリットととらえにくくなります。

従業員に教育が必要

CRMは覚えるまで利用方法を複雑と感じる方もいらっしゃるため、特にご年配の従業員や新卒社員に使い方を教える時間の確保が必要です。

より多くの従業員により良く活用してもらえるよう、社内の体制整備もしておきましょう。

業務フローに合わない可能性がある

CRMは様々な種類があるため、多機能のCRMを導入したとしても業務フローに合わず解約するということもあります。

使いづらいシステムにならないよう、業務フローのどこに定着できるのかを試すために無料プランの導入から始めるのがおすすめです。

アプリを一括管理できる効率化ツールもおすすめ


CRMを探しているという企業の中には、少しでも業務効率を上げたいという方が多いはずです。

そこでおすすめなのが、Slackをはじめとしたビジネスチャットアプリやタスク管理アプリなど、様々なアプリを一括で管理できるサービス。

アプリ一括管理ツールを利用すれば、仕事やプライベートで使用する様々なアプリをひとつにまとめ、一括管理ができるようになります。

作業効率や使用アプリの数が多いという方は、ぜひアプリ一括管理ツールもチェックしてみてください!

メッセージアプリの一括管理ならOneChat


OneChatならSlackをはじめとしたビジネスチャットやメール、SNSなど仕事でもプライベートでも使用するあらゆるメッセージアプリを一括管理できるサービスです。

日々使用する複数のアプリをいちいち開かずとも、OneChatを開けば簡単に確認ができます。

連携できるアプリは今後随時増加予定!複数のビジネスチャットやSNSを効率よく使いたいという方は是非チェックしてみてください。

まとめ

本記事では、CRMの比較ポイントや、おすすめサービス10選をご紹介しました。

CRMは様々な機能がそろっていながら月額無料で利用できるものや、使用感を試すことができる「無料トライアル期間」を設けているサービスも多い為、本導入する前に試したいという方も安心できます。

複数のサービスを比較して、どれにしたらよいのか迷った際は、適切な業務範囲はどのくらいの範囲なのか、予算はどのくらいなのか、全員が使いやすいUIなのかという点を指標にして検討するとよいでしょう。